医師からのご挨拶

平成11年5月12日に志免町で脳神経外科を開業し今年で23年目になります。この間多くの脳疾患の方を診察させていただきました。脳疾患の多くは高血圧、糖尿病などの生活習慣病が原因です。これらを治療、予防しない限り脳疾患は減りません。開業以来この生活習慣病の治療にも携わってきましたが、より高度な医療が必要と判断いたしました。そこでこの度総合内科専門医、脳卒中専門医さらに脳神経血管内治療学会専門医の資格をもつ三本木医師を招聘いたしました。これを機に脳疾患のみならず、内科一般についても幅広く診療を行いたいと考えています。また保険診療のみならず、自由診療も今以上に取り入れ、生活の質の向上をめざしたいとも考えています。

クリニックの移転を機に、皆様の期待に応えられるように更に努力する所存でございます。これからも長いお付き合いお願いいたします。

移転後より内科を担当させていただきます三本木と申します。

これまでは主に急性期の治療を行っており、九州医療センターや福岡赤十字病院では脳血管のカテーテル治療も行っていました。内科全般・脳卒中が専門で、特に生活習慣病の治療に力を入れています。

脳卒中などの重篤な病気は後遺症が残ることがあるため、発症する前に予防することが非常に重要です。高血圧や糖尿病などの生活習慣病は早期に適切な治療を行えば、命に関わる重大な病気の発症の可能性を減らすことができます。また、脳卒中を起こした後も、適切な再発予防を行えば再発のリスクを減らすことができます。一緒に病気を予防し健康寿命を延ばせるよう、患者さまとともに最善の治療を考えていきたいと思います。

病気や治療の内容をなるべく理解していただけるよう、わかりやすい説明を心がけています。どんな些細なことでもいつでもご相談下さい。