脳ドック
くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤や、脳梗塞の原因となる頚動脈・脳血管の狭窄(血管が動脈硬化で狭くなっていること)は、ほとんどの場合で病気を発症する直前まで症状はありません。
したがって、病気の発症を防ぐには、事前に画像検査を行い適切な対処を行っておく必要があります。当院では最新のMRI装置を導入しており、高画質な画像で正確な画像診断を行うことができます。
ご家族や家系内に脳動脈瘤の方がおられると脳動脈瘤の発症リスクは高くなりますので、そのような方にはぜひお勧めします。
当院では3つのコースをご用意しております。結果説明は検査当日に行います。
頭部MRI・MRA
脳の状態、脳の周囲の血管の状態を検査します。
脳の萎縮、過去の脳梗塞・脳出血、脳腫瘍などがあるかを検査でき、頭部CTよりも詳細な状況を得ることができます。
脳血管の画像(MRA)では、脳動脈瘤や脳血管の狭窄があるかを評価できます。
頸部血管超音波検査
頸動脈の異常があると、脳梗塞の原因になることがあります。
この検査では、頸動脈の血管壁の厚さで動脈硬化の程度を判断したり、頸動脈の狭窄がないかを調べることができます。
血圧脈波検査(血管年齢)
高血圧や糖尿病などの病気があると、動脈硬化が進み血管の老化が早まります。
この検査では、血管(動脈)の硬さ、足の血管の詰まり具合がわかります。