プラセンタ療法の効果
プラセンタには「ラエンネック」と「メルスモン」があり、当院ではヒト胎盤由来成分がより多く含まれており美容効果の高い「ラエンネック」を使用しています。
メラニン生成抑制によるシミの改善(美白効果)、コラーゲン生成によるシワの改善(美肌効果)や、水分保持力による保湿効果などの美容効果があります。
細胞の増殖再生を促して皮膚のターンオーバーを正常化する、アンチエイジング効果があります。
肝組織を修復し肝機能を改善させる効果や、更年期障害の改善効果があります。
プラセンタ療法の治療法
注射(皮下もしくは筋肉)で投与するか、約30分かけて点滴で投与します。
通常、1回に1~3Aを投与します(5A以上は点滴での投与となります)。
1回に4A以上を使用することもできますが、こまめに分けて投与するほうが効果が持続します。
最初の4週間は1回2〜3Aを週2回以上の頻度で継続することをお勧めします。
その後は1回2〜3Aを週1回以上の頻度で継続することをお勧めします。
プラセンタ療法の副作用
ヒト胎盤由来成分から作られており、副作用はほとんどありません。
注射部位の内出血、硬結、疼痛、熱感、掻痒感が起こることがあります。硬結は1〜2日で、内出血は1週間以内に消失することがほとんどです。
稀にアレルギー症状、頭痛、不正性器出血、眠気、肝機能障害などが起きることがあります。
ヒト胎盤由来成分から作られるため、ウイルスなどの感染の可能性は理論上はゼロではありませんが、昭和31年に日本でプラセンタ注射の治療が始まって以来、感染症の報告は一例もありません。
その他の注意事項
過去にプラセンタでアレルギーのあった方は治療を受けられません。
一度でもプラセンタ療法を受けた方は、その後は献血ができなくなりますのでご注意下さい。
「ラエンネック」は無添加であるため、「メルスモン」よりも注射の際の痛みがあります。
点滴の滴下に時間がかかるため、点滴をご希望の際はあらかじめご予約をお取り下さい。
治療を受けられた方全員に必ず効果があるわけではありません。
投与法によって価格が異なりますのでご注意下さい。